燭光晩餐

mklasohi2006-08-30

男子学生2人に手伝ってもらっておとといやっと荷物を部屋に仕舞いいれた。
田舎に帰らずバイトをしていたS君は1つしか開いてなかった学食の食事にうんざりのようだし、荷物運びのお礼に学校の外の湖南省家庭料理でご馳走した。彼の妹さんはおにいちゃんを大学にやるため、中学卒業後、家でミシンがけをしている。そんな妹のためにも、いいバイトが見つかるように夏休みの前には人に頼んで帰った。
 店のお奨めは「栗と鶏の煮込み」。栗の走りがでている。大きなグレープフルーツのような柚子(ヨウズ)も屋台の果物屋でみかけたし、秋の味覚が顔を出している。
 辛い料理に箸を進めていると停電、やみ鍋状態になった。停電の原因はおそらく去年より増えたエアコン使用のせいだろう。
 店の人がビール瓶に蝋燭を立てたものを置いていくと、S君、すかさず「燭光晩餐」と言う。最近の流行の恋人同士がキャンドルの灯りでロマンチックに食事をすることを表す言葉だ。3人だから、三角関係ねと言って記念撮影。ロマンチックにはかなり遠い。
 秋の気配は感じながら、天気予報では武漢29〜38度。担当科目のシラバスを完成させなければ(汗)。