微笑選手

mklasohi2006-08-26

授業開始まで多少時間もあるので、いつになくゆっくりTVや新聞を眺めている。
冥王星が太陽系惑星から外されたと泣きながら「別了(さらば)」とキャリーバックを引いて歩いていく1コマ漫画(新華社)が可愛い。矮惑星に降格したことは地球にとって特に問題はないが、北京の科学館の展示や本の書き換えにかかる費用がばかにならないと北京のニュースが伝えていた。風が吹けば…何かしらあるものだ。
武漢では、漢口、武昌、武漢の三大駅が揃って改修工事に入り、漢口駅はヨーロピアン風、武昌駅は「楚宮(楚の国の宮殿)」風、武漢駅は伝説の九頭鳥をイメージしたものになるらしい。武昌の駅しか利用したことがないが、ドアのないトイレの前に並んだ時は度肝を抜かれた。あのカオスを呑み込む駅が美しく生まれ変わるのかと感慨。
TVは連日「抗日ドラマ」を放送していた去年8月と違い、コンテストものが多い。今年の女スター誕生番組「超級女声」もトップテンの段階だが、昨晩は今年から始まった「加油!好男児(頑張れ、イケメン)」の方を見た。全国30人の中からすでに3人に絞られる局面で、「悩める王子・巫迪文(ウ・ディウェン)」を破ってベストスリーに残った宋晓波(ソン・シャオポー)君(沈黙の天使)は聾唖者なのだそうだ。手話を使い一度も歌うことなく、勝ち残ったことに同情票を集めているだけだという意見もあるらしいが、可愛くて人気になるのはわかる気がする。今後どんな展開になるのか。今夜も続く。
番号をクリックすれば、10傑がご覧になれます。http://astro.sina.com.cn/v/2006-08-25/143431735.shtml
CCTV2では「全家総動員」。家族で小コントを競う番組で、美人になることが約束されたような女の子が出ていてちょっとジョンベネちゃんとダブって見えた。  
今、重慶TVでは交通警官の「微笑みコンテスト」を放送中。歯磨き会社がスポンサーだ。「微笑選手」は肩章のついたカッターに、歯が命で、踊りもこなし、挨拶も上手でなければならない。コンペテティブな世界。単位としての競技という歴史も手伝っている気がする。

・26日23時半 第一回好男児は蒲巴甲(プ・パチア)と決まった。確かに美男子。でも静かな湖のような宋暁波(ソン・シャオポー)の方が私は好みかな(笑)。お金もかかっているようななかなかのお祭り番組でした。

旅のことはまた明日にでも。