お見舞いは賑やかに?

mklasohi2006-06-27

 毎日ぎらぎらとお天気。
10日から入院している学生のお見舞いに行ってきた。当初、同じく去年入院経験のあるCさんと2人で行く約束していたのだが、一人増え、次に同じ寮の友達、そして、たまたま今朝、研究室で出あった担任の中国人のZ先生もと、計7人2台のタクシーに分乗した。
 ちょっとヨンさま似のO君、5月から咳をしていて、風邪が治らないと何度も言っていた。もう一度病院で見てもらったらと言ったが、結核という診断が下るとは思ってみなかった。
 東湖のほとりの専門病院、田舎道の先、帰りはバスを乗りついで1時間だった。庭には緑の柳の垂れる明るい池もあり、散歩に良さそうだった。でも一歩中に入ると古い建物。3人1部屋の病室にはエアコンもTVもあって、快適だということだが、移ることを気にしてか、ベットの隣のサンルーム兼シャワー室の窓を開け放して自然の風をいっぱい入れてくれた。
 彼は、咳もなくなり、いたって元気そう。まわりは畑と湖ぐらいで近くに食堂もないような場所。みんな西瓜やバナナ、牛乳など0君へのお見舞い以外にお昼ご飯になるものを買いハイキングに行くような気分だったけれど、確かに元気な声で魔物を遠ざけた方が良さそうな築50年以上の病院だった。
 暑い暑い時間帯、帰りはバス停まで歩き、途中でもう一度乗り換えた。ぎゅうぎゅうづめのバスに大きな袋をもって乗ってくるおじさん。袋はゆうに人間3人分を占め、その上、えらくほこりっぽいから、湖岸に来て風がバスの中を吹き抜けるまではちょっと我慢だった。
 門の所に洗面器や食事用の容器などを売る店があり、一番下の棚で猫が涼んでいた。緑の目をした猫の写真を撮りたかったけどプイっと行ってしまった。