いつもお世話になっております

外事処が小型バスを出してくれたので夜、METROに買い物に行った。このくらいキャンパスを離れるのは約1ヶ月ぶりだ。夕暮れを見ながら車が走っていくと、東湖では水浴びをしている人たちがいる。真夏だなぁ。
夏の一時帰国用にキャリーバックを買った。今日の買い物は外国人教師対象に車を出してくれたものだが、学期終わりに行こうという人は少なく、外教は私とハワイ出身のスー先生だけ。あとは外事処の中国人の先生が3人席を埋めた。私の買ったバックを見て中国人の先生方が「いくらでした?」「使いやすそうじゃないですか」「いい色ですね」なんて褒めてくれる。なんだかフツーの会話じゃない?
今日は作文の試験監督をしながら中国で出された異文化コミュニケーション論の本を読んでいたのだが、日本人の礼儀の複雑さ、「沈黙の意味」、褒めの上下関係、会社の電話の受け答え「いつもお世話になっております」(え、自分のことを知らないはずなのに・・・?)犬にも「おはよう」と言う日本人…とわれわれが何気なくこなしていることが、不可思議でも学んで理解すべき「頭の痛いこと」と書かれていて面白く思ったが、この「いい色ですね」なんて褒め言葉に、いやいやそんなに不思議の国の間柄でもないはず・・・と。
 なにが違うかって、最初に「いくら?」と聞かれること。買ったバックは赤。中国の人は赤が好きだなぁと思う。私も、中国に来てけっこう赤が好きになった。(笑)