ピクルスとじゃがいも

去年の夏はハルピンで7月を過ごし、8月は中国の北から南へ旅をした。1年経つのは早いものです。中国東北部の青空が思い出される。おととしの夏は、仕事や身内の問題以外で記憶にあるのはピクルス作りだ。
ドイツ映画「グッバイ・レーニン」の中でお母さんが美味しそうにピクルスを食べるのを見て食べたくなり(笑)最初は買いにいき、度々買うと結構安くはないので8月は毎日のように、キャベツや、にんじんなどで簡単ピクルスを作った。
 中国では、こうした単館でみられる映画が見られない。海賊版でたまにでていることがあるが、主流は娯楽映画であり、それも「Broke back Mountain」や「Sayuri」それから最近では「ダビンチコード」まで劇場公開が禁じられたりするようなことがある。
上半期、中国映画では「求求你表扬我(どうか私を表彰して)」が比較的印象に残ったが、おすすめは友人が日本から送ってくれた「アレクセイの泉」(本橋成一監督)。
じゃがいもにバターをつけて食べたくなり、ちょっと居眠りしながら風景を楽しんで最後に人が守るべきものについて静かに心に刻み込まれます。美しい絵のような画像です。