户部巷（フープシャン）

Cさんと一年越しの約束、フープシャンに行ってきた。彼女は２年生の可愛い学生、二十歳を過ぎて、一段と美しくなった、ほれぼれ。
　昨年の連休に、この朝ごはんで有名な（実は晩ご飯まで大丈夫な）户部巷に行こうと約束したが、授業の関係で行けなくなってしまい、その後、彼女の入院ということもあり（http://d.hatena.ne.jp/mklasohi/20050520/1117797179#seemore）何かと機会を逸していた。だから他の学生に誘われても、ここばかりは彼女と行くと決めていた。一年なんて本当にあっと言う間。黄山に登って一年が経ったのだ。
　狭い通りの両側にとても食べきれない種類の小さな店がぎっしり並んでいる。衛生的とは言い難いが、武漢名物・熱干面も、コーン入り肉海苔巻きも、豆腐脳と呼ぶ豆腐にたれのかかったものも美味しい。
　洋服の店の並ぶ司門口もすぐ。このごちゃごちゃぶりが中国に暮らす感じ。武昌側の江灘（川岸）にも歩いて行ける。
　長江はいつ見ても、濁った河水。コーヒー色の泥も人間の罪業も、みな受け入れて流していくようでいいなぁと思う。彼女の友達、武大の０君が川風の吹く江灘で太極拳をやって見せてくれた。
　食べる、買い物、川岸の散歩･･･連休最後のよい一日だった。