楊君の仕事

26日水曜の晩は財大のジャーナリズム学部、楊君がディレクターを務めた「放送文芸晩会」という催し物を財大・首義キャンパスに見に行った。楊君は副専攻の学生、このブログにも度々コメントを寄せてくれている。2ヶ月かけて準備をしていることを聞いていた。当初こちらの卒論中間発表と重なり行けないと思っていたが、変更になり、それならと楊君の頑張った仕事を見に行く。(2ヶ月かけて準備した大きなイベントが間際に一日ずれるというのも日本ではあんまりないよね)
目的は「声の魅力を伝える」というとにあるため、映画の吹き替えや、フィルムをつなぎ合わせてストーリーを作り、声を当てたり、中国の伝統芸、北京でも見た声の二人羽織「双黄(シュワンホワン)」、朗読劇など、切れのいい発音と物語でつないでいく舞台イベント。観客は大学生1000人。大学生が最低目指す「英語4級試験」(英検2級程度か)に「一緒に合格しよう」というコメディや、同じく大学生の「求職物語」、1980年代と題する劇では、皆が赤いスカーフをしてでてきて、今はもう無き中国を再現。ホラー仕立ての物語もあって、会場からは叫び声。そういえば楊君はホラームービーも作っていると言ってたっけ。
それにしても、世界の未来は彼等・若者が創っていく。そんなことを感じた。