農村を行く 

mklasohi2006-04-15

仕事、学生などからの頼まれごとの山に「自分の時間がない」思ったが、次の瞬間に、でもきっとこれが、「わたしの時間の使い方」と納得しつつ、今日は武漢市友好協会が外国人の向けに企画した武漢郊外農村ツアーに参加してきました。同行はA新聞記者のTさん、近くの大学の日本語教師〇さんと、同日本語学科4年のかわいいYさん。友好協会が用意したバスに乗ってみると日本人だけで6人。各国合わせて40〜50人ぐらいかな。
8時半、市政府集合、今日のスケジュールは北西40km先黄陂区の村へ茶摘、お茶作り作業見学。おばさんたちの食べるキャベツの漬物ののっかったご飯がおいしそうだった。昼食後、午後は、偏遠村の蔡家榨小学校を訪れ、今回の参加費230元の半分に当たるお金を寄付することになっていた。
 校長先生のお話。代表の子のお礼の辞。それぞれの理由で生活苦のある子どもたちが緊張して座っている。希望者30数名のうち今回お金をもらえたのは15人。子どもたちの気持ちに残ったものは何かな…。
 その後、明末からの建造物が残る村・大余湾を見学。儒学者の伝統のある村で名のある人も出ているそうだ。漢口の市政府への帰還は5時過ぎだった。 
 牛の親子が湖の傍で草を食む。鶏もひよこを連れて何かついばんでいる。子豚が猛スピードで走っていく。一面の緑の中でバスに揺られた一日。早起きしたのに、甘みのある新茶をのんだお蔭で、珍しく居眠りをしなかった。