「対外漢語教学理論」

表題は「中国語教育理論」といった意味で、私たち日本語教師が「外国人のための日本語教育法」を学んだように、中国語学・中国語教育学専攻学生が学ばなければならない必須科目の一つ。(大学の名称は華中科技大学だが実は総合大学で文系・理系36の学部があるhttp://www.hust.edu.cn/english/about/view/default.htm
午前中はこの授業を聴講させてもらってきた。同じく「言語学概論」も聴講するつもりだったが、教室変更を知らなかったので誰もいない教室にすわって曇り空の武漢をなんとか青空に変える方法を考えた(笑) 
専門に近いことは隅々まで理解できてそれだけで気持ちがいい。英語ではEnglish as a Second Language「第二言語としての英語」という表現をするが、同様に「汉语作为第二外语」と翻訳しては中国語としてしっくりせず「対外(外国人に対しての)漢語(中国語)教学(教育)」という名称が選ばれたそうだ。この名称問題だけで6種類の例をあげ、20分以上。中国語ならではの漢字の用い方の問題が新鮮だった。
 来週から午後は自分の授業(仕事)があるため、どのくらい出席できるかはわからないが「言語学概論」と併せて聴講したい。若い同学と話したら、村上春樹の「挪威的森林(ノルウェーの森)」が好きだと言っていた。彼らは第3週目から日本語を学ぶのだそうだ。お互い頑張ろうね。
午後はお日様が雲間から顔を出してきた。