わたしの仕事

明日からの大学院の講義ノートを作る。しかし、極力講義的な部分は減らし、院生たちに如何に自ら思考し、動いてもらうかを考えるのが自分の仕事と思っている。
院生4名全員が将来、大学などの高等教育機関での日本語教育を志望しているため、彼らの日本語4つの技能(読む・書く・聞く・話す)の強化と実践力の向上を大きな目的としている。
そのため、現代日本文学をテキストとして、読解、日本理解、日本語学的観点からの読み、物語る、議論する等を目的とする前半授業(45分)と、プロジェクトワークで、(資料収集、読み取り、検討、議論、文案作成を含めた)教材作成を目指す後半授業(45分)をパラレルで1年やっていく欲張りな計画。大学側がつけた講座名は「日本語表現」。
教材作成のプロジェクトについては、mk構想はしてあるが、院生たちのニーズ調査の結果とすり合わせていく必要がある。各人が創造的かつ行動的に動くことによって、1つのシミュレーションアクティビティとなればいいと思う。
 それでも舳先に立つのは自分、クルーと一緒何処へたどり着くか・・・健康に気をつけ、秋の船旅をはじめたい。