重い問題

mklasohi2005-07-14

黒龍江省博物館に行ったが、地下水族館でのんびりしてしまい、歴史展示では清代の皮衣と雪のまぶしさを和らげるためのネットの目覆い、自然史側では、黒龍江省にマンモスがいたということぐらいしか印象に残らなかった(疲)。(写真は国家一級保護動物、中華鱒)
 デパートなどの食品売り場ではその旺盛な食への追求に圧倒される。小麦粉を使ったものだけでもお菓子にしろ、面やパンの類にしろ、日本の何十倍(?)もある。豚の耳も皮も食べた。トン足、鶏の足も食べないのですかと母上に聞かれたが、どうして日本人にはそれらのものを食べる習慣がないのだろう。血の腸詰も私は、食べられない。
 昨日書いた「課題」を読んで、彼女が日本には物乞いはいないんですかとちょっと機嫌悪そうに聞く。いるが数が違うと話し、かつ私が知る限りの日本の福祉制度についても話した。うーん・・・と考え込んでいる。 彼女はジャーナリスト志望、ほかの仕事についたとしても、20年後も、振り返ってくれることと思う。答えを示すのではなく、小さい灯を点けるのが大人の仕事と思う。私の「課題」でもあるのだもの。
 家に帰って映画をみよう!と食品街で食べ物を買い込んで外にでると、雨の中を小さい車のついた板に乗って濡れながら缶にお金をと差し出す女性と、頭蓋骨がむき出しの結構若い男性にもたてづづけに出くわした。 職業乞食もいる、乞食もひとつの生活方式であり乞食をする権利もあるという人もいるようだ。
http://news.sina.com.cn/c/2004-01-25/08522699895.shtml 
それをどう考えたらいいのか。バスに乗る前は手首のない人のお椀に2人でお金を入れた。