ねずみが米を愛すように

私の休みは木・金で、土・日は、武漢大学を始めとする近隣7大学連合の日本語クラスがある。
 授業に向かう途中、古い教職員住宅の前を自転車で通りかかったら、紅いリボンとピンクのバラの花で飾られた車が5〜6台止まっている。ハネムーンに行く車と、見送りの車だ。花嫁さんを見たいなと思ってドアが開くのを待っていたら、式は昨日の土曜日だったのだろう、Tシャツ姿にバラの花束を抱えた新婦が嬉しそうに出てきた。友人たちが祝福を惜しまない。Tシャツの新郎新婦に見送りはどこまでついて行くんだろう。 
中国で流行っている「老鼠愛大米(ねずみが米を愛すようにあなたを愛してる)」(楊臣剛)の優しいメロディーが浮かぶ。 日本ではちょっと思いつかない比喩だが、優しく温かな愛情を感じるいい歌です。 
 ねずみが米を愛すように末永くお幸せに。
I love you, loving you, as the mouse so loves the rice(英語バージョンの一節)