山羊の理論

mklasohi2005-04-14


写真はキャンパス内の「世界名人園」。池の中に中国式の東屋があって美しい。

中国語力不足を痛感しつつ、木曜日は休みの日、社会心理学の授業を聴講させていただく。先生のパワーポイントを頼りにただただ聞くのみ。今日の問題は決定の理論。「確率とリスク」ということで、例として、「クイズ番組で、3つのドアの向こうに1つだけ乗用車が隠れています。あとの2つの後ろは山羊がいます。あなたは1番のドアを選びました。司会者が3番のドアを開けると山羊でした。1番を開ける前に2番のドアに変更することができます。さて、2番に変更しますか?」 
アメリカの大学院生の80%がこの質問に対して、「2番」に変更すると答えたそうです。ここの学生たちは「え?残りの1と2番とでは確率は二分の一じゃないか、わざわざ換える必要はない」と言う。私もそう思う。老師の話では「2」に乗用車がある確率が高くなるというのだが、学生達は納得しない。どなたか「確率」に詳しい方教えてください。
 でも、ドアを開けると山羊がいるほうが楽しいな(笑)。