コピー屋さん

mklasohi2005-04-13


 近代的な建物が多い科技大の中では、華工(ホアコン)といわれた前身時代からの年季の入った建物、日本語科はコピーもプリントアウトもここでお願いし、教師はサインをしておくというシステムです。自分でやりますからと言ったが、これはお店のお姉さんの仕事なので、やってもらわなければならない。
 コピーを待つ時間は何かを成すには短すぎるし、壁の張り紙を読んでみたり、どうも手持ち無沙汰。お姉さんは日本人が珍しいらしく、行くといつも嬉しそうに迎えてくれる。朝の8時から夜の10時までやっていて、学食の多くが7時までに終わってしまうことを考えると遅くまで開いているのはありがたい。夜、駆け込むと「遅くまでお疲れ様です」などと声をかけてもらい、日中遊びに行っていましたというのは、ちょっと恥ずかしい。
 黒板を消そうとしても、係りの人がいるからと言われる。高級レストランはドアを開けてくれる人が立っている。
 13億人民、それぞれに働く場を与えるためには、仕事は細分化される必要がある。並木の掃除も幾人もの人が次からつぎにやってくださるので、学内は道に塵一つ落ちていない。
 勿論よりよい仕事を求めているが、少しずつでもみんなが外に出て働く社会の方が健康的な気がする。 手持ち無沙汰は何ですが・・・。