日本の良さを

mklasohi2016-11-01

昨日のお昼、教師休憩室で、自作のサンドイッチをたべながら、壁にかった書を眺めていたら、前のソファーに座った別の学科の男の先生に、この書をどう思いますかと聞かれた。題字がないけれど、毛沢東の沁園春ですよね、書自体ですか、それは、まあいいかなとと答えると、こんなひどい字がかかっているなんて交通大学の文化程度に関わりますよ、私の指導教官は有名な書道家でしたから、こんなのをみると情け無くなる…と。
実は私も、各階にある休憩室に飾られた額の字を先生たちの書道クラブの作品か何かかなーと思って見ていた。でも、万が一、私が書いたんですと言われるといけないから、やんわり答えたただけだった。
そして、私は日本人なんですと言うと、中国の良いものはみな、日本や韓国で継承され、また独自の発展を遂げ素晴らしい、それに引き換え中国は…と。
今中国では、断絶した中国文化を掘り起こし繋いで行こうと言う動きがあることを感じます。古い種を植えて大事に育てて行こうとしている人たちも。
それから、日本へ来る人たちがもちかえるのも、爆買いの品物ばかりではなく、日本人が継承してきたものへの感動だったりします。
日本は、変な方向に進むことなく、その良さを大事にして欲しいなぁと、外にいる日本人として思う次第です。

いつまでも暑かった今年の上海も急に寒くなってきました。足元が冷えるので、日曜日ホットカーペットを出しました。にゃんこも上に乗っかって、秋を飛び越えて冬支度。