ローズマリー
今日は肩と目が凝っていろいろはかどらないのですが、部屋の中には、ローズマリーの香りが漂います。
昨日キャンパスの植え込みの「秋の刈り込み」をしているおじさんたちがいて、いつもいいなぁと思っていたミントとローズマリーを刈り取っていました。もらっていいですかというと、これもこれもと持ちきれなくなりそうなぐらい。
私が束を抱えてバスを待っていると、2人のおばさんがこれはなんだ、どうするのと聞くので、お肉やお魚とかを焼くときに使ってもいいし…と話して、でも一番大事なのはこの香りがすきかどうかですね、というと、「喜歓(すきー)」と二人のおばさんは言って刈り取っている方向に向かって走っていきました。
そしてはやり抱えてくるので、バスの中にはローズマリーの匂いで包まれました。
隣に座った、太極拳を学生たちに教えているという先生からからも、これはなんだと話しかけられバスがつくまでずっと話しながら、最後はこれからも「日中友好のために頑張ってください」とか言われつつ(笑)
水が澄むまでよく洗ったので、お料理にも使えそう。
目に効かないかな。
バスを降りて、晩御飯を食べて帰り道、暗くなった都会の片隅。野良猫が二匹。よく見ると何か食べて、止まっている車のタイヤで爪とぎをしていました。チビクロちゃんも 真似をしていました。
上海では家猫が幸せなのだろうか、野良の自由が幸せなのだろうか。
そんなことを考えながら、ローズマリーの香りの中でまた今日も夕暮れ。