赤黒チェックの

上海のパジャマ文化?についてはもう何回か書いていますが、

先週帰りの遅い日に近くの比較的新しくできた麺料理屋さんに寄りました。
注文した麺が出てきて、それを食べていると後ろからだれか入ってきました。
見るとベージュのパジャマ姿のおじさん。わぁまただと思いながらも、できるだけ気にしていないふりして食べました。ふんふんふん。


今日夜7時過ぎの帰り道、またその店に寄ったのですが、今日は赤地に黒のチェックのパジャマ姿の人が座っていました(たぶん同じおじさんだと思いつつ)、私が席に着くと、そのおじさんが私に何にするかと聞く。オオー、おじさんは店員さんだった!のでした。
驚きつつシイタケワンタンを注文。
おじさんは店の玄関を出て裏に回って注文を伝えに行ったようでした。

と、思いきや、
小さい配ぜん窓口の向こう、赤と黒のチェックのパジャマ姿が湯気で見え隠れしながら動いているではありませんか。やややっ、パジャマおじさんはコックさんでもあったのでした!!!

私がワンタンを食べている間、おじさんはまた店の方に出てきて、足を組んで、ふんふんふんと動かしながら、テレビの上海語による娯楽番組をずっと見ていました。
流れていたのは、あの船の事故の多くの乗客が、上海の旅行社の旅行参加者だったせいか、万一のときは服を脱いで、何か浮かんでいるものにしがみつくようにといった解説(普通語字幕付き)。大事な情報…


それにしても日本人には不思議な空間でした。