星の王子様

mklasohi2015-05-29


おとといの午後、ミンハンキャンパスでカシオ杯上海交通大学スピーチ大会が行われました。

スピーチのテーマは「一番のたからもの」で中国のインテリの特徴というか、やや抽象的なものを宝物としてあげる学生が多かったですね。「自分の中にある利己性と利他性の相克」とか、「歴史」とか。

そんな難しいことにしなくても、「お父さんからもらったテニスラケット」とか「子のころの日記」など物でいいのに、というのが正直な感想、指導のときにも話したのですが。
名古屋大学からこの為にいらしたU教授も、講評でそんなことをおっしゃっていました。

そんな中では、「いちばんなんてつけられない。恋人とお母さんがおぼれていたら、どちらも救いたい、救えるとどうして信じてくれないの」といった2年男の言葉はなかなか愛いすべき言葉でした。

余興の2年生の「星の王子様」は一か月以上練習してきた成果がでてよい物語になりました。
へびは蛇らしく、きつねはきつねらしく。

また、司会の学生たちもいつも化粧っけのない女子学生が化粧をしたり、Tシャツの男子が背広を着ると、はっとするほどきれいでした。


学生たちの一生の記念碑。



一緒に審査員として、中日未来創想会上海支部代表のK君(交通大学経済学部の修士)が参加、

本気で日中学生をつなぐ活動をしている彼と話ができたのも楽しかった。