上海蒼桑。
こちらは3日間だけの連休でしかも日曜日が月曜の補講、史上最大?12時間授業でちょっぴりへとへとでした。
終わってシンガポールからの荷物を受け取りに南京東路へ。シンガポールにいる卒業生が上海出張の同僚にお土産をことづけてくれたのです。こうしたことも中国の古くからある習慣だと思います。
夕食を食べて帰ろうとして一年ちょっと前に人と行ったお店に寄ろうと思って、捜すが見つからない。通り過ぎて戻ると回転すし屋さんになっていました。
どうりでわからないわけだ。
上海蒼桑。
この忽然と消えてしまう感覚。
引っ越してきたばかりの頃は人混みを歩くと、上海語だけでなくて、いろいろな地方の方言が耳に飛び込んできて
きゃらきゃら、ぺちゃぺちゃ、もそもそ…
ことばの音の海の人の厚みを感じていたのに
いつのまにかそういう感覚も鈍摩し始めている。
我もまた田舎の鼠だったのに、
いつのまにか大勢の魔都の鼠になってきたのかな。
写真右上は朝のシャトルバスからみた朝の風景。久しぶりの青空。
下は南京路東路のビルと、上海の老舗お菓子屋さん「杏花楼」