花は咲き、新芽緑の季節です

mklasohi2014-04-02



日曜日は中山公園に中国人女性記者の友だちと一緒にお花見に行ってきました。小さい桜の園の桜はすでに緑の葉が出始め、季節は海棠の花の季節に移っていましたが、100年の歴史のある公園をのんびり歩くのは気持ちもよく、いっしょに小さい図書館に寄って帰りました。借りた本は市内どこの図書館でも貸せるということ。

3月には彼女と彼女のお勧めのコメディ「ドリアンの女」を見に行きましたが、昨日1人で不思議に暗いお芝居「蘇州河」を見に行きました。
藪�惷監督の同名の映画を舞台化したもの。蘇州河は上海を流れる川で、バンドの有名な外泊橋の下を流れて黄埔江に流れ込みます。その岸にくらす馬達という酒配達の若者と彼が頼まれて送り迎えをする女の子の話。女の子は汚い蘇州河にも人魚が住むと言う。夢と影。愛と失望。そういうお芝居でした。

コメディであれ、悲劇であれ、そこにどこかの街角にこんな人たちがこんな風に生きるのだと感じられるものがすきです。上海のお芝居、なかなか魅了されます。


人は幸せをもとめて苦しみも味わう。
棘の道を歩く間にもところどころに咲く花の、色とその香りを感じて行きましょう。