話劇

mklasohi2013-10-20


せっかく街中に住んでいるので日曜日はちょっと出かける日。

夕方、静安寺にある「星乃珈琲」へ行き、噂のホットケーキを食べた。

そして安福路の上海話劇芸術センターで話劇(お芝居)を見てきた。
茅盾文学賞を受賞した畢飛宇の『推拿(マッサージ)』。盲人マッサージ師たちの世界を描いた小説の舞台化です。
10人ほどの力のある役者さんたちが目をつぶって演じた2時間半、よいお芝居でした。

後ろでひそひそ話をするカップルの声もまるで劇外劇のようでした。


終わって一人プラタナスの並木の夜道を30分かけて歩いて帰宅。

中国にいながら、どこか違う国にいるよう。
フランス租界だったことを喜ばない中国人もいるんですよと大家さんが教えてくれたけど、劇場があり、小さい室内楽団があり、多くの文人・学者たちも住んだ洋館がありプラタナスの並木がずっと続く街。

100年前も来たことがあるのかもしれない、なんてふと…ふふ。