こんなときこそ

mklasohi2013-06-27

学期末行事、採点、夏の発表準備、送別会のテンコ盛り、引越し準備などで、追われて、一時帰国までほぼ寸分の隙もない状態です(><)。
昨日は無事、博士学位証書も授与されました。
「熊の博士」は、大学のマスコット。先日外事所(国際交流センター)が開いてくださったお食事会でプレゼントしていただきました。
送別会などでも、武漢を離れる気分は?などと聞かれるのですが、学期末はいつもばたばたしていて、その感じとよく似ているので、実感がわかないのです。どっちみち中国にもどってきますので。来学期になって、飛行機の方向が違い、くぐる門が違うとじわじわ効いてくるのではないかと思っています。

昨日は2年生の会話の試験。ひとりひとりごあいさつをしてくれるので、一人3分が4分、5分と…。そして中には、「卒業前の送別会で、先生と赤いじゅうたんを歩きたかった」と泣き出す子もいて、私もほろり…。
出会えることの確率より、次に会えることの確率は高いのです。一人ひとりに、上海か東京で会おうね、と笑顔で約束。
いかなる決断も100%よいことははらないもの、いかばかりかのリスクを伴います。けれどマイナスのことは時間をかけて、ひっくり返していく。あるいは貴重な体験として、箱にしまって去っていく。
なんだこんなもの、と投げ捨てるもあり?かな。



あまりにばたばたで、何かを忘れそう。「そんなときこそ」と、昨日お昼、蓮の花を撮ってきました。


I love lotus. われ蓮を愛す。
泥より出でて染まらず…(宋、周敦頤)