起義門など

mklasohi2011-12-12

週末、武昌をいろいろと巡りました。これは一部。
辛亥革命博物館。100周年に合わせて忽然と現れた3階建の大きな建物。総督府であった建物(辛亥革命記念館)と見合わせた形(場所)にあります。間に首義広場という大きな広場があり、100年の晩にはここで記念文芸会が開かれました。
現在無料で入れます。身分証明書はと聞かれたので、携帯していないので、これでどうかなと大学の図書館カードを見せたら(笑)、2枚チケットをくれました。なんでもいいのかな結局。

中は、革命の歴史流れ、場面や街角の再現やミニチュアや書簡、写真などなど。広くて疲れて梅屋庄吉の展示を見ませんでした。

なので中国側の展示のみざっとみましたが、印象に残ったものの一つは、最後におかれた清朝玉座
つまりこれに座るものがいなくなったということ。果たして?とも思いつつ玉座を眺めました。


もう一つは博物館入口の工事。
オープン後も続けられる工事ってよく見かけるのですが、突貫工事のやり残しをのんびり続けているというのがなんとも中国的にして中国的。
市がお金をかけて、文化娯楽施設を作っていることの一つです。




義門

博物館と広場が大きいため、もうそのすぐ後ろが紫陽公園。武漢の公園の中でもっとも落ち着く空間がある。起義門へ友人たちを案内する途中で何度も来たことがある。
冬でも木の葉が残る池の端にも友人たちと何度も座った。

義門も以前はせいぜい門の左右5メートルほどの長さだったが修復されて東に50メートルほど伸びて、見渡せるようになっている。


以前はわざわざ見に行く人もない門だったけれど、これからは武漢の観光スポットの一つとなることでしょう。80−90年代に建てられた古いアパートが外側だけ「100周年のお化粧」を施され見違えるようにきれいになっている。
中身が変わるためには時間を要するが、街を塗り替えるだけには時間は要さないようだ。