中国銀行との戦いと「ちんすこう」

mklasohi2011-09-30

久しぶりに水曜日の午後、銀行に行った。
キャッシュカートを入れると使えない。ほかのATMに並び直してやってみてもダメ(汗)。まいったなぁ。

整理番号をとって1時間、待ったが、あまりの人で夕方の予定に間に合わず、次の日の午前中へと持ち越しとなった。


そして次の日、第二戦のゴングが鳴った。あちらに並びこちらへ行き、新しい口座を開設する羽目にまでなり、
書類コピーも客本人がコピーして並ぶ…。へとへとの長い物語の末、
「はい、新しいカードの発行に20元いただきます」


こちらの落ち度ではなく、新しいカードに「換えさせられる」のに、ある日の午後と、次の午前を費やし、そして、20元要求されたという物語でした。しかもカードか通帳のどちらか一つしか選べないという不思議。

その不思議な理由などを聞こうとしたのですが、後ろで待っているお爺さんに「もう1時間もまっているんだが呼ばれない」と言われ、聞いても無駄な理由を聞くのは諦めた。客の都合ではなく、あちらの都合だから、それが翻ることはない。カウンターの角には「お札はニセ札がないか、目の前で、確認をお願いします」という張り紙。そんなことさえ、お客側の責任ってこと。


そういえば、前日、誰がが、「新しいカード発行にこんなに待って、しかもお金をとるのか」と言っているのが聞こえていたし、自分でコピーをまごつきながらとっている人を見かけたけど、こういうことだったのだ。
信号故障などがあってもおかしくないなぁと思う。たとえ上層部が技術的に緻密な設計図やサービスを考えたとしても、末端まで神経が行き渡るシステムがないのだ。

やれやれ、
と思っていると日本留学を終えた2人の女子学生が、日本のお土産を持ってきてくれた。
ひとつは琉球土産「ちんすこう」、もうひとつは奈良の大仏のお土産のカレンダー^^。日本のお土産をもらうってなんだか変な感じもするのですが、楽しい経験をしているときに、私の顔を思い出してくれ、荷物にひそませてくれたかと思うと、本当に嬉しいですね。
「沖縄のことを思い出すと涙がでちゃうんです」…いいなぁ、青春の心に吹いた沖縄の風、サンシンの音。

個人の温かい気持ちと社会のサービスシステムとの乖離。腹が立ったら、「ちんすこう」にコーヒーで三時のおやつ?

「こどもと猫」写真を見る、もいいかな?