「大肉大魚」

昨日今日と、明治大学教授小野正弘先生の語彙研究の方法のご講義がありました。実践的で面白いお話でした。
明日あさっては早稲田大学教授宮崎里司先生の第二言語習得理論のご講義予定。「お相撲さんはなぜ日本語が上手なのか」などの研究をなさっていらっしゃるのでこれまた面白そうです。やっとこちらでもいろいろな先生方のお話しが聞ける機会が増えてきたと言えます。

さてそんなわけで今宵はお二人の先生を囲んで日本語学科主催の宴会でした。龍の飾りある豪華なお部屋。

中国では宴会が豪華であるほど「大肉大魚」の成語通り、蛋白質のオンパレードになることがあります。今日は、それ。
鶏肉、豚肉(蒸し物、スープ)、牛肉、あひる、鳩、カエル、魚、魚、ホタテ、海老、すっぽん、ふかひれ…と肉や魚ばかり。どちらかといえば、野菜派のmk。前菜とメイン一つでいいタイプ。
次々でてくる肉魚料理を見ると、山賊などが囲炉裏端で山海の幸かじりついている画を想像してしまいました。ほんのちょっと前まで、お肉の入った餃子がお正月の楽しみだった中国ですもの、お肉にありつける日は特別だったのです。

明日は教師節、この週末と月曜日は3連休で中秋節。家族と月餅を食べるため家に帰る学生もいます。
そんな風に中国の秋の行事が進んで行きます…。