妖怪と出会うとき

mklasohi2011-08-17

今日はお友達と高円寺で、渡辺えりさんが1983年に岸田國士戯曲賞を受賞した演劇「げげげのげ」を見てきました。
鬼太郎も出てきて、つぎつぎと変な人たち(妖怪)がでてくるのが面白かったです。もちろん座長渡辺えりさんの存在感は圧倒的。
83年当時はどういう演出だったのでしょう。


帰りの電車に乗ると、「女性専用車」のある時間。


女性ばかりの車両の中では、どうも周りのひとたちが少し妖怪がかって見える(影響を受けやすいわたし)。
ファッションとか装いというものは、何かを「見せたり隠したり」することなのだから、あたらずとも遠からずかなと思いつつ。
今夜は、横浜で花火大会があるため、電車に浴衣姿の若い女性がたくさん乗っている。見ると、伝統的な着付けと違って、帯止めがキラキラのアクセサリーやコサージュ、帯と胸の間に挟まれたレース!と…まるで、妖怪的?ではありませんか(笑)


心にぼんやりとした隙間があるとき、人と妖怪の間にそんな大きな違いはないような…。


見えない未来にどんな人と出会うのかということは人生の不思議の一つであり楽しみの一つ。どんな人ともおそらく出会うだけの理由があるでしょう…。


さて写真は、お芝居を見た劇場の中の階段の水玉。建物も面白かったですね。