活躍を聞く

mklasohi2011-08-01

書くことはいろいろあるのですが、やることもあって、更新が滞りがちです。
さて、おととい(30日)夜、卒業生・上海の日系企業で働くH君が東京に。昨秋の彼の結婚式以来です。

同僚上司と代理店の人を連れ、京都、奈良、箱根を回って東京。2回目だそうで、話を聞いてとても面白かったのですが、まず、日本の旅行のお土産のこと。

皆さん東京では観光もさることながら、カメラや電気製品などのお土産を、多い人は、家族親戚友人のため、5万元(60万円)分ぐらい買うそうです。旅行ガイドさんのお勧めは京セラの包丁で、雑貨屋さんにも連れて行かれ買い、ご両親のためにはループつきの爪きりを。つまり、中国へのお土産にはこういうものがいいということかもしれませんね。

H君の働く○松は重機で中国市場NO1を占め、GPSなどを使って自社製品をハイテク管理していることで有名です。世界でのシェアはアメリカの「キャタピラ」が1位、H君の働く会社が2位だそうです。スイスのVOLVOが中国参入のために、社員ハンティングをするので、人事部のH君たちには頭の痛いそうです。武漢の大卒初任給が2500元だとすると、この会社は上海で8000元ぐらい、引き抜きでは2万5千元を提示されるそうで、同業種で3倍以上となると心を動かす人は中国人ならずともいるでしょう。

中国における群雄割拠の外国企業の戦い。日本で有名な会社でも撤退を余儀なくする会社もあり、会社のランキングが日本でのイメージと比例しているとは限りません。また、中国の学生の人気企業は、中国版東電のような電気や石油などの国営企業(福利厚生がいい)、欧米企業(お給料がいい)、そして日系企業・大手民間企業の順だそうです。

朋あり遠方より来る、また楽しからずや。

H君は来年春節のころに父親になるそうです。楽しみですね!



写真はこの日の日記とは関係ありませ〜ん。
町角part2