お祝い

mklasohi2011-06-15

午後は2年生の試験、そして夜は卒業していく4年生のためにお祝いの宴を開いた。わたしの住む2号楼(ゲストハウス)の一階にあるレストラン。奥まっているために普段、人が気付かないから、静かに話せる。そうでないと、大きなレストランはどこも、笑い声、料理を運ぶ音、乾杯の声などで、隣の人の声以外ほどんど聞こえなくなる。

食事がほぼすんで、笑い話大会。そして数にあたった人が罰ゲームをする遊び。21人、同じ丸テーブルに集まった。
ゲームのやり方は、まず親が数を決め、携帯電話に証拠として残しておき誰にも見せない。例えば56だとすると、「1〜200までの数字」、という。そして、時計と反対回りにひとりずつ言っていく。130と言えば、親が「1〜130」という、次の人が、その間の「98」といえば、親が「1〜98」、つぎに「6」と言えば、親が「6〜98」とどんどん間が縮まって行き、決めておいた数56を言ってしまった人が負け。
 

罰ゲームの種類は自分の特技でもいいし、うその告白電話をかけろと消しかけられる子も。「○○君、わたし4年間ずっとあなたのことが好きだったの…」。
電話をもらったほかの学部の学生もだいたい周りの声から、罰ゲームだと気がつくから相手にしないが、「ううん、図書館からの帰り道よ」などと、告白のルール。ある女子学生が一年生のときに電話をかけさせられ、相手が本気と受け取りその後もずっと電話がかかってきて困ったことがあったと言っていた。少々やりすぎ?


 

ほかには童心に戻って歌ったり踊ったり。「太陽を植えよう!」とか「かわいいツバメ」。など。それから、物まね。クラスメートや、やくざや女妖怪など、あまりに上手。
物まねってどうして楽しいんだろう。

わたしからは、一年生の時の第一課のスキット「でむかえ(自己紹介)」を3人でやるようお願いした。「はじめまして、吉田さんですか。いいえ、吉田じゃありません。森です。」(笑)

この学年は、飛び級で入った学生が多かった年。最年少はい今年やっと19歳。つまり15歳で入学している。多くは深セン三菱銀行とか沿海地域の日系企業に就職するが大学院に行く学生も多く、副専攻の金融学で北京大学大学院に合格した学生も。彼女もたしかまだ20歳か21歳だったはず。
先日、全国統一大学入試が終わって、問題が新聞に掲載されていたが、文系の数学でさえ、私は見るのもイヤだった。大変難しいことをやりぬいてきた彼らにすると、アメリカ留学ためのGREの数学なんて中学の数学だそうだ。なんとまぁ。

明日はまた、1年のテストと、謝恩会の予定です。

それでは、わたしが気にいった笑い話を。日本語学科から電子へ転科し、イギリスへ交換留学に行ったY君の中国語笑い話。
「オウムと集金人」
ある日、集金人が、あるお宅へ行きドアをノックした。
中にはオウムが一羽いた。このオウムが話せるのは「誰ですか」だけ。
ドアの向こうに人がいると知って、「誰ですか」「水道料金の集金です」。「誰ですか」「水道料金の集金です」。
「誰ですか」「水道料金……
夜になって家の人が帰ってくるとドアのところに男の人が泡を吹いて倒れていた。「誰ですか」と聞くと、
家の中から「水道料金の集金です」と聞こえてきた。

―オウムは二言目をこうして覚えたってわけですねmk@ふふ。