渡り鳥

おととい雨が降り、涼しくなりました。

午後は授業、並木道、自転車を走らせて向っていると、キャンパス内に増えてきた車も今日は少ない。緑を透けて差し込む光が爽やかで、数年前にもどったみたいだ、
と緑の風をここちよく受け途中まで来て、「あ」…

メーデー休みが終わると毎年、午後の授業は2時半からでした。車も少ないわけです。
武漢では5月から9月まで一番暑い時間は時間をさけて、昼休みが2時間半となります。道端では、リヤカーの中でおじさんが居眠り…。わたしは家に戻ることなく、教室で30分本を読んで学生を待つことにしました。


透明でひんやりした四声杜鵑(布谷鳥)の鳴き声も聞こえ始めました。
この鳥の声を今年初めて聞いたのは4月30日。これから9月末ごろまで、インドネシアあたりからやってきたこの渡り鳥が大学の森で過ごすのです。

わたしはあと約2カ月もすれば夏休み、森に来て森ですれ違う。
四声杜鵑とは少しずれて、折り返し点も過ぎました。