湖畔をゆけば

mklasohi2010-12-23

3日の休日を利用して短い帰国することをきめたためもあり、行事やら、すましておくべきことで埋もれています。
これは昨日外出の折の東湖の風景。
ゆっくりシャッターが切れるのはいいけれど、湖畔の道も車が数珠つなぎ。
タクシーの運転手さんの話では、子どもの頃はこの湖の水を手で掬って飲んでいたそうです。
「飲むのは東湖の水、食べるのは東湖の魚だった」と。
夕靄のかかり始めた湖の景色は目には美しいですが、その水はもはや掬って飲むことはできません。

昔は「水清山秀」だったのにと。学がないからといいつつ、豊かな成語をつかう人で、息子さんは北京首都空港の管制官。「吃皇糧」皇帝の扶持を食うう、つまり公務員待遇の仕事で、そんな仕事につけるのはコネのある人か、本人が非常に優秀かのどちらかだと、自慢の息子さんのことなどを話してくれました。
「吃皇糧」面白い言葉。
バスに乗り換えるのもやめて、運転手さんと話しこんで1時間半でした。混んでなければ30−40分の湖畔の道…
いまや武漢の道をゆかば…です。