Papa John's物語

mklasohi2010-11-18

やっとお腹も治ってきたので、おいしいものを食べようと4時間の授業が終わった水曜の夕方、「棒!約翰(Papa John's)」というピザ屋さんに行った。大学の外も久しぶり。
Papa John'sはピザハット、ドミノピザに次ぐアメリカ第三位のピザ屋さんらしいのですが、日本では展開していないですね。この店は以前アメリカ人の先生に連れて行ってもらい、30元程度で食べられること、お味もなかなかいけることを知った。「必勝客(ピザハット)」では必ず何人かで行って200元ぐらいは使わないといけない印象があるけれど、昨日は一人で「チキン・ポケット(鶏肉蘑茹比薩餃)」とハンガリースープ(匈牙利牛肉湯)の2つで47元(700円ぐらい?)。
見まわすと、外国人と家族連れ、それから私のように一人できた女性。平日でもあり大入りとは言えないけれど隣の席の家族連れの食べっぷりを見るなら、こういうものが中国でもなじみ始めたことが感じられる。10歳ぐらいの女の子にとっては、子どものころからあるメニューということになる。
今でこそ日本もピザやスパゲティはどこでも食べられ、素敵なイタリアンがどこにでもある。まるでずっとそうだったかのように。けれど、日本でもこんなふうにピザなどチェーン店の味が日本人の新メニューをリードしてきたはず。一企業の世界進出の物語は複層的な意味を持っている。
昨日の朝のニュースでお金持ちの子どもたちの高校からのアメリカ留学が前年比50%の勢いで増えていると言っていた。費用は年間30万元。4−500万円を子どもに毎年使える階層が増えてきているということ。
店を出て隣にできたお店をみてまたも目を丸くした。メキシコ料理「おばあちゃんのキッチン」。
何年か前に、北京の日本大使館近くで大使館出向中の知り合いにメキシコ料理をごちそうしてもらって、さすが北京だなぁと羨ましく感じたことがあったが、武漢でもタコスが食べらるのですよ。次は友達を誘ってぜひタコスに挑戦したいと思います。
2012年6月にはここに地下鉄が開通予定です。