私のロードムービー

目も疲れてしまったので、今日こそ鍼に行こうと夕方、5時前、宿舎の近くでタクシーを待ちました。土日と7時以降はキャンパスにタクシーが入れます。
待つこと15分。まずタクシーに2台に「交代の時間だから×」と断られ、蚊に食われながら、人に道を聞かれたりしながら、待つこと10分。やっときたかと思うと後から来た色黒の留学生の外国人が乗ろうとする。I am waiting for long time.と英語でいうと、
わかったよとドアを開けてくれた。(相手が中国人だとだからどうした、とさっさと乗ってかれたりするんですよね)

しかし、タクシーは行き先を告げると乗車拒否。混んでいて1時間はかかるからいやだというのだ。ええ?すいていればせいぜい15分の距離でしょ。別の道でいけば?それもダメ、どこからも近づけないよと。
結局次に来たタクシーにさえ乗車拒否され、ならばと留学生たちが乗り込んでいってしまった。ブッ、ブー。

かくなればと自転車でいくことにした。道がよければ30-40分程度。運動不足を補うのにちょうどいいかなと。
校門をでると車、車、車バス停には人があふれ、「土曜の夕方なんか外出するんじゃなかった」後悔の気持がわいてくる。
が、引き返すにも、タクシーは1時間なんて。
ゴミをよけ、工事をよけ、人をよけ、信号のない道を渡り…本来自転車とバイクのための道にも車、止まっている車が動き出すから危ない。電気屋街では店からパソコンなどの大きな箱を持った人たちがはきだされてきて、マクドナルドに寄ろうかなと思っていたことさえ、店を通り過ぎたのに気がつかないほどの人、人、人。

有閑マダム風に鍼を売ってもらうつもりが、とんだことに。なんとかやれやれと会所(サロン)で横になっても聞こえてくるのは、
ラクションの音と近くのビルの基礎工事の音でした。
渋滞を嫌って、お客さんも減っているそうです。2012年地下鉄開通まではこんな感じでしょうね、きっと。