団結友愛

今学期は時間が取れず、やっと3回目の歌の練習に寄った。

おけいこ場は「教工活動センター」の2階にある。あちこちで新しい建物が建て直されているのに、中国1960年代から時間が止まったような場所。
古く暗くて、冬は寒い。一階は「棋牌室」つまり、将棋をしたりトランプをしたりする部屋という意味。よくおじいさんたちが将棋を打っている。

ただ捜せばこの時代の建物の特徴、どことなく、ロシアの香りがあるのが面白い。


武漢の長江にかかる一橋も1957年にロシアの協力で建設されていて、どことなく赤いデザインだが、ここは天井とか、壁の灯りに、新しいビルで探そうとしても見つけられないようなデザインを見つけることもできる。灯りのガラスに描かれたのは、ダイアモンド。

大学の中には2-3年前までは露天映画場もあって、夜の授業が終わって自転車で横を通りかかると、よくひびわれた映画の音が漏れ聞こえてきたが、それも今は取り壊されて、先進的校舎が建設中だ。革命映画が教育的に上映された時代もあったはずの場所。

上海のお祭りもその時代の方が上にいらっしゃるから「ああ〜なのだ」と言う話も聞いた。
壁の「団結友愛、愛国守法…」実は2009年に発布された規範。90年後とよばれる若者世代の語彙の中にはあまり見られないでしょう…。