大きな吐息

森の大学は緑をますばかり。

今日は大変な湿気に包まれ、まるで大きな龍が深い吐息をはいたよう、蒸気で濡れたガラス窓、階段、滑らないよう歩いた。
不順な気候に体調をくずしていましたが、昨日一日たっぷり休んで、なんとか復活。

今朝は3年生の授業、午後は院生の授業の計6時間。
3年生はアンケート活動。「大学生の日本に対するイメージ」、「武漢の大学生の武漢に対するイメージ」などを発表してくれた。これは４年生の卒論授業への橋渡し活動の一つ。
前者は以前にくらべアニメや日本製品の受容から日本への印象がよくなっていると結論、後者の興味深い結果は有効回答79名の中17人だけが武漢で就職を選んでいることと、武漢に欠けているものは？の問いに対して、地下鉄など交通整備と並んで娯楽施設、つまりディズニーランドのようなアミューズメントパークが望まれるという意見。大学生は買い物と映画だけでは飽き足らないということ。
ことに武昌は北京、上海につぐ重点大学等大学・学院の数を誇る文教地区。大学生、若者の比率が比較的高い。
武漢にディズニーランド…若い人の夢はいいとして、わたしは長江や東湖で水を眺め、租界を歩るくほうがいい。

ところで今夜はCCTVでチベット地震の募金活動のための大掛かりな番組をやっています。国務院決定で明日は「全国哀悼日」。半旗を掲げて公共娯楽活動は停止です。

…すでに新浪など主だったサイトが黒と薄墨色になっている。