行きたかった「譚門回郷」公演

書きたいことがありすぎて却って面倒になっている私。このところ目の使いすぎでもあるし・・・。

水曜日、夕方の授業を終え、京劇の譚門の故郷凱旋公演に行きたかったのだが、連日新聞に書きたてられるほどの人気でチケットを何人かに頼んだが手に入らなかった。名役者梅蘭芳の息子梅葆久なども来るのだもの。
元は武漢漢劇の役者譚金培が100年以上前に北京にでて、多いに京劇を盛りたていまや子孫三代。(金の字は金が3つ)漢劇が京劇の源流の一つといわれるゆえんでもある。

あいた時間で髪を切りに行った。キャンパスの中の結構、小さなお店。経営のおじさん、おばさん、美容師さん2人、助手1人。おじさんたちがDVDで映画を見ている。映画はなんと「ジョーズ」。私はこの類の映画がダメ。髪を切っている間ずっと、ジョーズが人を狙う。
ずんずんずんずんずん・・・「来了、来了」キタキタ「サメだ」。全員で「アイヤー」キャー(食べられるぅ、血だらけ・・・)。
人はなぜ、ああいう場面で来たぞ、来たぞというのだろう。私も心のなかで「わぁまたきた、きゃー」と叫んでいる。心理と言葉の関係も面白そう。

断固こうしたほうがいいという女性美容師さん。夜遅くなってキャンパスの外に帰らなければならないからと、男性美容師さんと交代し帰って行った。美容師さんというのも、話し方が、なんとなく日本と中国でも似ている部分がある。説明の口調、ほめる言い方も。無限の組み合わせの中で、人は自分の言いそうなセリフを選んでいる。

来週28-30日は端午節。聴涛風区では、屈原をお祭りする行事]も行われる。東湖に面した同公園では、ドラゴンボートレースコンテストも行われる。8名から出場でき最高賞金8000元だそうです。


市場に寄ったら、すでに粽(日本の中華ちまきによく似ている)がもうたくさん売られていた。 
同じ市場でウサギがくず野菜を食べていた。
「ン?私に何の用?」ウサギの顔にそう書いてあるでしょ?