LY君 走好

mklasohi2009-01-11

11日の朝、午前3時、卒業生の一人が亡くなった。
LY君。華中で教えた初めての卒業生で、上海や深せんにいくと今でも会いに来てくれるH君や、Y君のルームメイトだった。
だけど4年のとき一足早く、寮をでて彼女と同棲しているんですよ、先生、と噂を聞いたときは、え〜彼が?とびっくりしたものだった。
恥ずかしそうにはにかむ笑顔。書いた作文から、優しい性格でどこまでも楽天的な性格であることを感じていた。
去年の春ぐらいからだった。重い病気だと聞いて、Y君やH君ともお見舞いに行きたいと何度か話し合ってきた。12月中旬にも行きたいと話したところだった。が、治療で髪がない本人が望んでいないようだ、控えるしかないと、皆思っていた。

人のいのちがはかないものであることはもう十分すぎるぐらい知っている。不条理な事実の前でなすすべのないことも。そして残された人はその傷からどのくらい時間を経ても形を変えて悲しみの血を流すこととも。

LY君の若すぎる死を悼む。

100年後には、今この世にいる人殆どすべて人が仲良く、すべてあの世の住人になっている。そうしたらまた会おうね。君の楽しくて優しい作文をまた添削したいと思う。