オーバン=欧博

mklasohi2007-06-26

学期末に入り試験、採点、打ち合わせなどで先生方とも会うこともあり、今週はさすがに時間刻みで予定を管理し、手帳を見ながらチェックを入れている。
しかもhatenaのアクセス障害もあったようでせっかくお出でくださった皆様すみません。
 そんな中、昨夜は外国人教師8名+1名が私の部屋が集まった。+1名とはシリア人先生のLAMAさん夫妻に4月に生まれたオーバン君のこと。
 肖像権があるからいつもは個人の顔はできるだけブログに乗せないようにしているが、これがシリアの王子様、赤ちゃんはすぐ大きくなってしまうから大丈夫でしょう。何の夢をみているのか時々くっくっと笑う。
 5月の連休に会いに行って以来だったので、先週末、LAMAさんが帰国する前に是非彼を私に見せたいと電話してきてくれた。人にはそれぞれ友人と呼べる人がいると思うけれど、一緒にいるのが楽しいとか一緒に時間を過ごしたいとか、そういう基本的なところにある友情が何より尊く嬉しい。
 ご主人とアメリカ人の先生が、イラク戦争の話をしている。「子どものころシリアで出版される子どもの本はどれもイラクで印刷されたもので、イラクには大変、高い文化があった」。
頭脳、文化の人たちがあの戦争で国を捨てたと言う。アラビア世界の隣国への思いについて考えたこともなかった。
 オーバン君は中国語の名前はついたのと質問したら、「欧博(オウボゥ)」とご主人の中国人友人が選んでくれたそうだ。“European Doctor”だ。ご両親の頭脳を受け継いで、きっとそんな人になりそう!でしょ。