情熱を傾けるもの

朝から蝉が鳴いている。ミーン、ミーンという子どものころから慣れ親しんだ蝉の鳴き声。それも今日一日かと思うとちょっと寂しい。武漢の蝉はケタタタタタと鳴く。夏休み、絵日記は最終日の夜に書いていた。
明日から中国に戻ります。一ヶ月半の夏休み。友達に会い、美術展などに行き、心に十分栄養も取った。おいしい食事は栄養過多気味。 
 セミナーは、第二言語習得理論に基づくインプット処理指導、AJ読解に取り入れる図解表現のワークショップ…と、朝から晩までのスケジュールだったので、今、頭の中がつまり「学習資源容量」のオーバーフロー状態ですね(笑)、沈殿が必要。
 先週は、17歳で単身中国に渡り、北京大学と東大で学んだ中国語の恩師宅にも伺った。いつお目にかかっても、学ぶことが遥か向こうまで連なっていることを感じさせられる。情熱を傾けるものを気づかせてくださる85歳・女性。その過激さがありがたい。
植木屋さんと連絡が取れなかったり、予定してやり残したことも多々あるけれど(あぁ)、上海近辺をめぐって武漢には24,5日に帰りつく予定です。
 最終日の今夜は多摩川の花火大会、わんこをつれて見に行こう。