あやしい噂

 金曜の夜、Karenさんの引越しパーティがあって行って来た。アメリカ、カナダ人教師等合わせて12名ほど。中国ワインを飲みながら(私はほんの2センチ)皆、新しい家を見てまわった。今までのメインキャンパスのまたメインにある招待所と違って、大学に隣接する高級住宅地の瀟洒な一戸建。そこを大学がいくつか買い取ったらしい。それで、夏に他の外教たちも一軒に4〜5人で移り住むことになるというかなり強い噂がある。
OKと言う人と、No Wayという人に分かれていて喧々諤々。もちろん部屋は個室でそれぞれにバスルームと寝室、居間が付いているが、台所が共同なのが気に入らない。かく言う私もそうだなぁ。また、私は静かな環境は一人でいるときには静か過ぎるのが心配。
今の宿舎は朝7時半から噴水の音がうるさいし、出入りする人の声、近くの留学生寮からの音。表にでると近くには大学教職員の子どもたちが通う小学校があり、朝などは自転車や、送ってきた車、授業に向かう学生たちの自転車で込み合っていて、自転車で通り過ぎるのに一苦労する。市場や郵便局も近く、学生食堂のチョイスも多い。
 年配のシェリー先生が、私の腕をとって、私たち絶対反対しましょうねとおっしゃる。中国で決まったことに反対する徒労をおぼろに感じながら、まったくだなぁと頷いていたら、中国人の知り合いが、「あまり深く考えないほうがいいんじゃないですか」と言った。けっこう中国の人から聞く言葉。これもまた然り。今のところ噂でしかないし、引越し前に嫌がって帰国すると言っていたKarenさんが、なかなかいいわよと言ってるんだから…(笑)。