陽光3月!

昨日は雪のため得意の自転車に乗れなかった(笑)。教室まで片道30分。今朝は自転車に乗ろうとしたら、サドルに雪が積もっていた。
 昨日は作文クラス4時間、今日は会話クラス4時間をこなし、午前の聴講とあわせ、夜までとにかくツメツメのスケジュール。で、何が起こるかというと、ぼんやり考える時間がなくなるのと、やっぱりおなかがすくんです(笑)。
 このところの個人的ブームは「魚香肉糸(ユィシャンロース)」。はじめはその字面から、「魚の香の肉の細切り(炒め)って」と怪しんで食べなかった。ところがこの冬、ひょんなことから食べてみると、甘酸っぱくてピリカラ、筍の細切りと豚肉、きくらげ、(ピーマン)の取り合わせも美味しくて、3〜4日に一度ぐらいは食べているような〜。もとは四川料理だそうだが北京にもあった。かなりポピュラーなおかず。「魚の香」とは魚醤を使うからだそうだが、そんなに魚臭く感じなくなったのは、中国人化が進んだのかな。筍でなく、じゃがいもを使うところもあるが私は断然、筍派です。
 武漢の先輩kinaxxさんも、以前書いておられたが「夫婦肺片」というメニューがある。これが私には「夫婦が殺人事件か何かに巻き込まれて、肺の破片が…」と恐ろしいイメージに迫り、頼む気がしなかったが、なんと四川省の仲良し「夫婦」が「牛や羊の内臓」を料理したものを売り出し、ヒットした料理らしい。「夫婦肺片」という文字を見て美味しそうだと思う日本人がどのくらいいるでしょう?
http://d.hatena.ne.jp/kinaxx/20050526
 大学時代、文言文法(古代中国文法)の時間に、「陽虎…」とあるのをクラスメートが「陽に当たった虎は」と訳したら、先生が「『陽虎』は人の名前です」と静かに訂正されたのを思い出した。今週月曜日は「現代漢語専題」を聞きに行き単純詞からの造語法(つまり単独漢字がどのような方法で増えたか)について聞いてきたが、来週は複合語への造語法。漢字の同士のかかり方は結構難しい。
―陽光―3月、午後は雪が解けて春を思わせる光が降り注いだ。