ただいま

朝焼けの長江を渡って、北京から帰ってきました。北京は寒かったですよぉ。−9.3度、耳がちぎれる、毛糸の手袋では寒気が入り込んで指先がカチカチになってくる。
　パスポートの更新手続きに領事部へ行ったのだが、プリントアウトしたためメモらなかった住所等を忘れてきて、アイヤー。うろ覚えで地下鉄「東直門」に行き、目印のビルの名前をいうが知らないと一言。じゃ故宮はどちらの方角ですか（故宮の方角を聞けば、地図が頭に浮かぶから）。「あんたけっきょくどこに行きたいの！」と激しく問われる。「日本大使館領事部です」「知らない」「だから故宮の方角は？」･･･「だから知らないっていってるでしょ！」
　2008年オリンピックの開かれる街で「駅の（案内の）人」がこれほど不親切でどうなるんでしう？
　毛沢東の作った大規模地下壕が天安門広場の付近にあると北京大学の小五に勧められたので、タクシーの運転手さんなどにに聞く。だれも知らず、時間も足りなかったので国際交流基金北京事務所の図書館に行った。
　調べ物をしたり、外地の教師に本を貸してくださった交流基金の方と話をした。戌年（いぬどし）の計画も持ち上がった。
観光はゼロだったが、その他こなすべきことはこなし、実りのある一日でした。

　写真1．北京だと日本と同じように時間が流れる空間がある。10分もあるけば温かい物が恋しくなる。お茶に寄ったスタバ。　
2．交流センターのある建国門から地下鉄で1つ、北京駅に寄ってみた。武漢からの到着は北京西駅、こちらには来ない。これが唯一観光？　
3．地下鉄軍事博物館から北京西駅までオートバイの「輪タク」8分程度。朝は自転車の輪タク。どちらも4元にまけてくれた。北京のタクシー初乗り10元、武漢は3元です。