ツリーを飾ろう

PCの不調を調べに章さんと彼氏が来てくれた。おそらくハード部分の故障だろうということになり、ネット探してもらって武漢にも外国製ノートブック修理の専門店があることがわかった。タクシーで15分程度、広阜屯(クワンブトン)パソコン関連ショップ街にあるビル5階。お昼の時間を過ぎ3人ともおなかをすかせていたが、まずは見てもらおうということになった。
 店というより小さいながらもちょっとこぎれいなオフィス。若い社長さんも寡黙で技術と知識のありそうな人だった。システムに異常がないかとも調べてくれる。これが案外時間がかかる。おなかはすく一方。日本であればじゃ、と食事に行くところだが、中国ではPCの修理は横について見ていなければ何を取り替えられるかわからないと恋人2人。インテリの彼らが言うのだから誇張ではないのだろう。僕がついておきますから、2人で食べてきてください、そしてお弁当を買ってきてくださいなどと彼氏は言ってくださる。今日は年の締めくくりとして2人をご馳走するつもりだった。PCの修理を見ながら寒いオフィスでお弁当だなんて・・・と思ったが、郷に入りては、お弁当を買いに行く。
大きな通りからはパソコン関連ショップしか見えないが、さすが章さん、鼻が利く。一歩奥に手ごろな食堂を見つけて、そこで「魚香肉糸」など3つのおかずを作ってもらいご飯といっしょにさげて帰る。
 オフィスに戻ると、やはり差込口の問題だということで、PCIカードで外付けの差込口を設けることが一番楽なやり方だと結論が出ていた。一時は日本に持って帰り修理か、北京か上海で修理などと大掛かりな不安が浮かんでいたのだが、カード代100元で済んだ。一時間以上もかかったお店の修理代は10元だそうだ。おなかがすいていたせいもあるが、おかずもご飯もおいしいかった。いっしょに来てもらって本当に助かった、私だったら、横で見ていても、何を取り替えられてもわからない(笑)。
「彼氏」氏は軍の研究所、潜水艦電気系統の専門家、その指示により、おかげで私のパソコンも中国の潜水艦並み高度情報収集能力を備えるようになり、ってことはないけど、めでたくブログにクリスマスツリーが飾れるようになりました。(笑)