こんな日曜日

今週は試験週なので、Tracy先生はまたもや重慶西安9日間へ出かけた。私は授業があるので、武漢の晩秋に浸るのみだが、半分ほど仕事が休みなので、少し勉強したり、果たせなかった約束を果たすつもり。
天気のよい日曜日の今日は、新聞学専攻の学生と干鍋を食べに行き、その後、一緒に図書城という大きな本屋に美術書を見に行った。
火鍋は中国風鍋。干鍋は水分のない鍋料理、だが、終わりのほうでスープと幅広の春雨を入れてくれ、火鍋様の鍋物になった。メニューを見ていると、鶏鍋も鴨鍋も鳥インフルエンザを懸念してメニューからはずしていると言う。前門の鳥、後門の地震
 図書城までは小型の安いバス(6路)で行く。運転手さんの後ろの座席とはいえないところに座れといわれる。こういうのに乗ると地元の人間になった気がする。車窓から、交通事故の検分や、新しくできたパソコンセンターの前での小競り合いの様子が見える。殴られたのか、目の上に青いあざのできた警備員さん。群光広場(デパート)の前には、大きなクリスマスツリーが準備中だ。
夜、4年生が花束を持ってきてくれた。机の上が華やぎ、東京の年老いた恩師を思った。