章（しょう）さんの新居

雨などで何度も約束が流れた章（しょう）さんの新居にやっと行ってきた。
章さんはこの6月修士を修了し、秋から近くの大学で教鞭をとる理知的で可愛い人。軍の研究所にお勤めのこれまた優秀な彼がいる。教職員用のマンションの8階、キッチン、リビング、シャワールームと寝室が2つ。まだがらんどうのリビングはそのうちインテリアを整えていくのだそう。全てが初々しく、明るく輝いて見える。
　自転車で20分。行ったことのない通りはそれだけでわくわくする。その通りをまた1つ奥に入るだけで、時代を逆行したような街に続くから。
春は、やはり反日運動のこともあって、外出を控えたほうがとか、バスの中でも日本語を話さないほうがよいとも言われた時期があり、森のような深い緑のキャンパスに比較的こもり、空いた時間は講義を聴きにも行ったが、秋は仕事に支障がない程度に外出したい。
　水面に倒れる蓮の葉もあり、青々としていた蓮池もそろそろ終わり・・・。