温かハートのスーパー

mklasohi2005-04-19


 -写真は身分証明書ではなく、学食のプリペイド「金龍カード」入れです。

ここ2〜3年「愛心卡(愛心カード)」という一種の福祉カードが、障害のある人や、妊婦さん、老人などの医療の優待や持ち主の緊急カードとして、各地で発行されているようだ(発行機関もさまざま)。今日の新聞には、武漢市内の中南民族大学に「愛心スーパー」が開設されたとある。これは、同校の苦学生を助けるための、いわばリサイクルショップで、苦学生が申請すると「愛心卡」を発行してもらえ、それを提示することにより、文房具、日用品から、洋服など必要なものを無料で持ち帰ることができるという。昨年の12月から、1年生のある学生が友達たちと、全校および市民に呼びかけて10000件以上の生活用品を集めという。16日の開設以来数十人が利用しているそうだ。 
 中国の貧富の格差は激しく、科技大でも苦学生は銀行の学費ローンでお金をかり、卒業後4年ほどで返済する予定の学生が何人もいる。優秀な学生には銀行もお金を貸してくれる。山をこえ薪を運んで、両親がお金を用意してくれた、入学に送ってきてくれた父親が宿に泊まることなく、駅で過ごして帰っていった などということが、昔の話ではない。
 古着をファッションやエコという概念で考えられるのは、それだけで裕福なことですね・・・