酒と甘栗

上海の長江河口にある崇明島では秋に家家でお酒を作り、冬の寒さに備えるのだと、その島出身の学生が教えてくれました。
そういえば、スーパーに袋入りの安いお酒が売られていて、労働者向けかなと思ったことがありますが、国際都市上海の夜景を見ながらワインを傾けるという世界もいいけれど、
庶民の暮らしもまた味わい深そうです。

今日は、今期、初「甘栗」を買い、歩きながら食べました。

そして、甘栗を齧りながら、
武漢の大学近く・取り壊される町にあった甘栗おばさんの店のことを思いだしました。
アッチッチの、なかからいつもいいのを選びだしてくれて虫食いのない美味しい甘栗でした。

「叔母さん、取り壊されたらどこにいくの?」と聞くと、「日本に行こうかねぇ」と冗談を言ってましたが、

どこでどうしているのかな…


ちょっと寒くなったら、あの袋入りのお酒飲んでみたいと思います。
私は下戸なんですけど。