都会のねずみ

mklasohi2013-09-20

昨日は蘇州の中国科学院の科学者の卵、若い友人が会いに来てくれ、一緒に家のある徐家匯(シィージアーホイ)から金ぴかのお寺、静安寺、静安寺から南京西路を歩いて人民広場まで、途中お食事したり、日本のデパートにも寄って、全行程4-5時間の中秋の女子会で、見上げた月が美しかった。オタワの大学院でまなぶCHからも電話がかかってきてまさに「毎逢佳節倍思親(行事が来るたびに、親しい人のことを思う)」という中国人の心を感じます。

今日はちょっと疲れも手伝って、予定したことが進みませんでしたが、国美電気で電気釜を、中秋キャンペーン価格219元で買ってきました。

その途中、サブウェイに寄り、英新坊というショッピングセンターを探索すると、昨日同様、日本の物や世界の食品が揃っているスーパー、それから丸亀製麺という讃岐うどん屋さんまであって、ほとんど卒倒しそうになりました。これは、もうほとんど「エキゾチックな日本」ではないかというレベル。

ただ、葱や天かすとならんで、「香菜(ぱくちー)」が置いてあり、蘭州牛肉ラーメンならば香菜はいいですが、うどんに香菜は、ないなぁと。
しかし、文化の加工は世界進出にはつきものですね。


また、今日面白かったことは、道を歩いていて、スポーツジムの勧誘を受けたこと。
水泳がしたいので、誘われるままに、立派なマンション内にあるスポーツジム。人のよさそうな呼び込みのアルバイトのお兄さんが、こちらがジム、ここがダンス室、こちらがプール、あ、女子更衣室には僕は入れませんから一人で行ってきてくださいなどと、丁寧に案内してくれました。

階段のじゅうたんが擦り切れていて、ちょっと施設が古臭いというのが、正直な感想。一か月の会費はおいくらですかと尋ねると、受付のマネージャー風の中年女性がここぞとばかり、お座りくださいご説明いたしますということになった。

「私どもののクラブはカナダの○○で、こちらに出来て11年。確かに施設は古く、衛生的でないと御感じかもしれませんが、プールの水質は毎日水の入れ替え、水質検査で管理しております。いま、中秋節のキャンペーン中で、一年3110元。ひと月だと800元。施設は、11月より改修を始め、第一期がレセプション、第二期がジム…。改修後には年会費が4800元になるので、ぜひ今のうちに…」

こういうセールストークも国際的共通のようだと思いながら聞いていました。先週肩を痛めたので、良くなってからまた考えますと伝えた。

スポーツジムのある暮らし。
何軒かあるようで、これもまた、都会の生活だなぁと、武漢の森から来た木ねずみは思ったのでした。