生活編

生活編というのもいいかなと思い、夕方の南二門の前の通りなどを写真に撮りました。


        


キャンパスの中が歩きにくくなってきたので、クロスカントリーの選手でもあるアメリカ人のC先生が武漢には青空がないからそろそろアメリカに帰えりたいと言っていました。武漢5年選手で社会体育学が専門、アメリカに戻る前に、エチオピアに数カ月滞在して注目のランナーを取材して本を書くのだそうです。今日は比較的青い空。

あ、生活編でした。


パンダがドアの車。日本でもありますか?



それからこれは戻ってすぐ買った衛生セット。
立白の洗剤「汚れ落とし王」、その横、六神ボディーソープミントの香り、その下、六神キンセンカ石鹸(除菌)。六神は「上海家化」という会社の清潔用品シリーズ。上海家化は100年以上の歴史を持つ、衛生用品会社で、進化を選んできた会社のようです。サイトで100年前のパッケージに古き良き上海が


右の赤い箱は「上海薬zao(上海薬用せっけん)」。

これがすごいのです。いかにも昔からの消毒石鹸で、まったくシャボンのいい香りとは<まぎゃく>のわが道をゆく世界。
お人形の踊りがかわいかったミツワ石鹸はずっとずっとよい香りです。これはクレゾールなのか、かなり危険でさえあるにおい。
箱に「新パッケージ」と書いてあるのですが、パッケージも変える気はあまりないとみえます(笑)。消毒ならこれ!とお年寄りやお医者さんなどに絶大な信頼を得てきたのではないでしょうか。
中国はクリームなども、おしゃれな美容化粧品もある一方で、「60年愛用」の人のために「何も変えないクリーム」などの類などが売られています。そういう製品は安いわりに確かにそれなりの仕事をします。この石鹸は色も紫色でけっこう強烈ですが、台所の布巾の汚れも、カップの茶渋もとれるし、手もみごとにガサガサ(笑)。中国製品の中でもかなりの個性の光。

この石鹸のうみの会社「上海制zao」(zaoは白の下に七)は80年の歴史で、
薬用石鹸シリーズをみているとじわっじわっと「中国と対峙している気分」が沸いてきます。「高級透明石鹸」などさすが、なかなか楽しめるサイトですね。


            

「立白」のサイトはお腹一杯な感じでリンクはしませんでした。気になる方は探してくださいね。

さて、最後は、数日前、私の宿舎の前の駅の出先切符販売所で列車の切符を買う列。迷彩柄の上下を着た人たちは軍事訓練の1年生。
あと1週間もすれば国慶節のお休みです。