重慶との仁義なき闘い?

久しぶり「武漢晨報」を買って開いて、あらら。重慶市が自ら「山城」の呼び名をやめ「第一江城」と名乗ることにしたことで、長江の中流漢水と交わる街として「江城」の美名を誇ってきた武漢市の市民は心中穏やかでないとある。「江城」と呼ぶところは他にも南京などもあるらしいが、武漢の「江城」は李白の「史郎欽中と黄鶴楼に笛を聴く」と題する詩に「黄鶴楼中玉笛を吹く 江城 五月 落梅花」とあり、唐の時代からその美名を持つ、と言った読者の投書も載り、「我等こそ第一の江城だ!」と大きな見出しが躍っている。
 重慶の「第一江城」というアイディアは重慶市の政府発展研究センター等が3月初めに市の新しい戦略として打ち出した呼称ということだ。
 これをみてちょっと「あれっ」と思った私もすでに武漢の味方ね…(笑)。