日本語

もうすぐ国慶節の1週間の休みです。
以前はどこかへ旅に出ていたのですが、激流中国、もみくちゃになるのがいやでとんと出なくなり、地元でのんびり過ごすようになりました。そうなると、友人知り合いなどと街でお食事ということが増えるのですが、最近はそれも予約の人でいっぱい。豊かな中国を感じます。

昨日は夕方、今年オープンした博多ラーメン屋さんに寄りました。オープン当初は、もうこれは博多に帰る必要がない!と思うくらい、ちゃんと本店の味が再現されていましたが、2回目はスープがぬるくて、ぬるいスープのとんこつラーメンってかなり悲惨。どうかなーと思いつつ恐る恐る入ってみると、あ、美味しい、これなら安心の味でした。みるとやはり?また日本から監督の方がきていて気合が入っているようです。

隣の席の女性に紅生薑は入れるんですかなどと聞かれ、ごますり器の使い方がわからない彼女に使い方を教えたりしていると、
聞こえてきたのが、「一名様」などの日本語。
一名様と入り口の人が言うと、店のスタッフ全員が「%?※◯▲ます〜」のようなこと口を揃えて言うのですが、語尾ぐらいしか聞き取れない。

それで、その博多本店からの監督さんに、あれはなんと言っているのでしょうと伺うとやっぱり、「いらっしゃいませーなんですが発音が悪くて」とおっしゃっていました。

わたしには、さっきの…ますぅのようにしか聞こえないのですが、全体としては日本語っぽく聞こえるので、中国の人たちには、日本のラーメン屋さんだよという印象を与えるのに十分かもしれません。

9月はなぜか、日本語好きな人とか、日本の方とかと和食を食べに行くことが何度かあって、やはり日本人の多いところは店員さんの日本語力も高いということを感じました。すでに和食は日本人だけのものではありません。日本料理を略して「日料Liliao」ということばが使われるようになりました。

これまでは上海でわざわざ和食を食べようとあまり思いませんでしたが、面白い日本語が聞けるのが結構面白いので、今学期はいろいろ行ってみようかな、と思っています。